【実録】①卵巣嚢腫発覚まで
こんばんは!ゆっこです。
私は20代前半で「卵巣嚢腫」という診断を受け手術をしました。
卵巣嚢腫という病気は卵巣にできる良性の腫瘍のことです。
卵巣は腫瘍ができやすい場所みたいです。
小さいうちは自覚症状はありません。
検診で見つけないと多分わからないと思います。
大きくなると圧迫して痛みが出たり、破裂したり、卵管がねじれてしまって血液が通わなくなり最悪の場合摘出しなければならなくなるそうです。
腫瘍に含まれている内容物によって4種類あります。
①皮様のう種
毛髪、歯、脂肪などが入っています。卵巣内にあった卵子が元となって誤って成長してしまったものらしいです。
私もそうでした。切除した部分を写真で見せてもらいましたが毛髪と脂肪のドロッとした部分が入ってました。
②チョコレート嚢腫
こちらは子宮内膜症が卵巣にできた状態のことです。
本来子宮だけにある子宮内膜が何らかの原因で卵巣や子宮筋層に発生してしまう病気らしいです。
③漿液性腺腫
中に水のようなさらっとした液体がたまっている
④粘液性腺腫
中にねばねばした液体がたまっている
私が受けた説明だと③と④は体内に吸収される可能性があるので嚢腫の大きさは小さくなるかもしれない。
①は歯や毛髪は吸収されることはないので腫瘍は小さくならず、大きくなれば手術が必要と言われました。
発覚するまでの流れを書きます。
最初に婦人科へ行ったのは、大学生の時。ちょうど20歳くらいでしょうか。
生理不順が理由でした。
正常なら28日周期ですが、40日とか平気で来ない日々。
さすがに何かおかしいのでは?彼氏もいたのでもしかしたら妊娠?
なんて思いながら受診しました。
診察台に乗って、診てもらった結果もうすぐ生理がきそうということで特に薬も治療もなく終わりました。
ただ「右の卵巣に何かあるかもしれない」と言われました。
私「えっ?」「それは何ですか?」と聞いても
「わかりません。」と言われて帰りました。
その時「もっと詳しく調べてください」といえばよかったのかもしれませんが、当時まだ20歳の大学生。
お医者さんが調べないってことは大丈夫なんだろうと思い、それから婦人科に行くことはありませんでした。
ただ「右の卵巣に何かあるかもしれない」という言葉は忘れられませんでした。
それから数年後、社会人となっていた私は生理痛がひどくて婦人科を受診しました。
そこで右の卵巣も見てもらったところ。やはり「何か」ありました。消えてなかったのです・・。
詳しく調べるためにMRIの検査をしました。
腸の動きを止める筋肉注射が痛かったです。
のども乾いたことを覚えています。
MRI自体は狭くてうるさいですが、他にこわいことはなかったです。
後日、また婦人科を受診し
病名が卵巣嚢腫であること、大きさが5㎝と大きいため手術の必要があることを言われました。
その日は診察室で泣きました。
ただ先生やスタッフさんが声をかけてくれなくて悲しかったのを今でも覚えています(笑)
次回は手術のことを書きたいと思います。
ありがとうござました。