【実録】②卵巣嚢腫の手術
こんばんは!ゆっこです。
前回は卵巣嚢腫と診断されるまでを書きました。
今回は手術のお話をしたいと思います。
卵巣嚢腫と診断された病院では手術が出来なかったので、手術をしてる病院へ紹介状を書いてもらいました。
病院で待っている間、産婦人科なので妊婦さんもいて「どうして私だけがこんな風になってしまったのだろうか?」とネガティブな気持ちでいっぱいでした。
友達も結婚して子供が出来てという報告を受ける中、卵巣嚢腫になったということは両親と姉、当時付き合っていた彼氏、親友にしか言えませんでした。
なんだか自分に自信がなくて誰にも言いたくなかった。
もしかしたら子供ができないのではないかと毎日が不安でした。
卵巣についてネットで調べると
・卵巣は1つでも残っていれば機能すること
・卵巣嚢腫になっても妊娠し、出産してる人がいること
を知りました。
親には落ち込んでいるところを見せたら親の責任もあるのではないか?と思われるんじゃないかと心配になって明るくふるまっていました。
私が紹介してもらった病院は腹腔鏡手術をやっていて、手術までの待ち時間が少ないという病院でした。
手術は腹腔鏡手術と開腹手術の2種類がありました。
・開腹手術
お腹を切開して手術する。
傷跡が大きくなるため回復が遅く痛みも強い。
・腹腔鏡手術とは
おへその下あたり(3cmくらい)と、下腹部の両側(1cmくらい)の合計3か所を切ります。
そこから内視鏡カメラや手術道具を使って取り除く手術方法です。
傷口が小さいのでおへその下は筋肉を切っているので痛かったですが、少し痛い程度でした。
下腹部の両側の傷は全く痛くなかったです。
手術前日から入院し、
当日は手術用の太い針で腕に点滴。
水も飲んでなかったので血管が細くなり2回ぐらい失敗されました(泣)
絶食の下剤投与。
浣腸をされたのですが、正直これが一番つらかった(笑)
お腹痛いときって「神様助けて」ってなりますよね。。
そして、それまで痛みが一切なかったの実感がなかったのですが、手術に対する恐怖心が出てきました。
手術は最初のほうだったので準備後すぐにストレッチャーに乗せられて、手術室へ向かいます。
そのストレッチャーもスピードが想像より早くて落ちそうで怖かったです。
手術室では酸素マスクがつけられ全身麻酔だったのですぐ眠ってしまいました。
なぜか手術代の上では全然緊張しなかったです。
卵巣嚢腫の手術では痛み止めの硬膜外麻酔をする病院が多いみたいですが、手術を受けた病院ではもともとやってないみたいでした。
目覚めたときにはベットの上。
夜中でした。手術は午前中に終わったのですがずっと寝てたらしいです(笑)
担当医や両親が何度も声を掛けに来てくれたのですが「うーん」と返事するだけで寝てたらしいです。
「それだけ寝れるってことは大丈夫やね。って担当医が去っていったとか・・。」
傷跡は全然痛くなかったです。硬膜外麻酔も必要ないなと思いました!
ただ全身が筋肉痛でした。
たまに寝すぎると体痛くなることありますよね?
それの全身版でまだ尿管も入っていて自由に動けないし、つらかったです。。
でも我慢できました。
翌日には尿管を抜いて、歩くこともできました。
正直全然痛みもなく(筋肉痛はあったけど)、私は一度しか体験していないのですが、卵巣の腹腔鏡手術でこわいなと思っている人がいれば「大丈夫だよ」って言ってあげたいです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。